「小春日和で茶会」様子

11月24日(土)福井市愛宕坂茶道美術館茶室「尚庵」で茶会(月釜)が行われました。お天気にも恵まれ、まさに小春日和でした。ご亭主のご精進の賜物でしょうか。さて、待合では画賛で木守りの柿の絵と不昧公の和歌が描いてあり季節だなと感じました。

床には嘉福と書かれた色紙が、香合にはカニが、お花は紫式部と椿。お茶碗は主茶碗が高麗金継ぎが景色となり素敵でした。替茶碗は越前焼のとりどりで、一点いってん求められた由緒の説明をしてください。また随所に工夫があり、ひと時を楽しませてくださいました。

お菓子は姫リンゴの形をした練切で、かわいい豆皿にの乗せられ、ほっこりとさせられました。ご亭主のセンスが光る趣向でした。