「夜桜の茶会」様子

外はあいにくの雨模様でしたが、茶室の中は若い人達が一生懸命準備した素晴らしいお茶会でした。

待合では、優游涵泳の色紙に、香煎はぐい飲みに花見酒かと思いましたが、諸般の事情を考慮いただき中身は甘茶でした。ほんのり甘くて美味しかったです。

本席の床は「百花為誰開」無心に咲く花の姿を席主も習いたいと掛けられたそうです。香合は鼓、花は牡丹、花入れは舟徳利とまさに花見酒の雰囲気でした。お菓子は手毬で暗い室内でしたが、色とりどりの美しい色、形がよく見えました。外の雨を忘れさせてくれるほど喫客をもてなしてくれました。